シンプルで秀逸なデザイン menu のボトルグラインダー
5.6年前でしょうか。とある憧れのブロガーさんの写真でこのボトルグラインダーを見て「いつか欲しい」と思い続けていたもの。
ようやく念願かなって購入しました。
いつもは簡易的な胡椒や塩がセットされている商品を使っていました。
でも、これだといつも同じような塩や胡椒で悪くないんだけれど少しつまらない。
単体でボトルグラインダーを買えば、好きな胡椒や塩を色々お試しできるわけです。
とはいえ、生活必需品というほどでもないので購入にえらく時間がかかりました。
さて、購入にあたりmenuのボトルグラインダーを買うと決めてかからず、一応いろいろ検討してみました。
もっとグッとくるデザインのものはないか。
大きさ
使い勝手がよさそうか
などを主に再検討。
中でも一番大きなテーマになったのが電動でなくてよいのかというところ。
電動ミルも上の写真のようにシックでステキなデザインのものが多く、片手で気軽に使える点なんかが非常に大きなメリットだなと。
ただ、最大のデメリットはなんといっても電池切れ。
いざ使おうと思った瞬間に電池が切れていて、予備の電池も残念ながら…みたいなことを想像するだけで辛い気持ちになりました。
きちんと管理すればよいだけなので、あくまで私は!というケースですが充電切れに怯えるのも嫌だなと手動メインで探しました。
手動のものも大変素敵なデザインのものは多く、こちらなんかも随分と悩みました。
が、最終的には塩コショウセットでの金額、デザインなど加味してmenuのボトルグラインダーに。
1979年に設立のデンマークのブランドによる、機能面、デザイン面ともに良いものをというのがコンセプトの商品。
実際に使ってみて、確かに見た目の美しさだけでなく、機能的にも大変優れているなと思った点が確かにあります。
ボトルグラインダーの構造とスパイスなどの詰め方
ボトルをかぽっとするとこのように2つに分かれます。
構造はいたってシンプルな印象。
この状態でスパイスなんかを入れていくのですが、ボトルの上部の方に入れるというのが落とし穴になりそう。
最初、ボトルの下の方に入れると思い込んで見事に間違いました。
これは間違って下の方に入れる図なのですが、漏斗みたいなものがあるとスムーズに入れられると思います。
今回はお試しでホールのブラックペッパー25gを購入し、全部入れてみたのですが余裕で入ります。
好きなスパイスをこんな感じで入れたら再び、かぽっとはめ込んで準備OK.
あとはボトルを軽くひねるとぱらりと出てきます。
使用感について
思っているよりは大きい可能性があります。
500mlペットボトルよりはやや小ぶりですが、片手では私は若干不安定。
女性の中でも圧倒的に手が小さいので参考になるかは分かりませんが、一応片手で持った時のサイズ感の写真を添えておきます。
重さは280gくらいなのでさほど重いとは感じませんし、大きくても質感がマットなのですべるという感じもありません。
かなり持ちやすいと思います。
一番感動したのはなんといっても驚くほど軽い感触でスパイスが挽けること。
今まで使用していたものが相当簡易的なものだったというのも大きいのですが、スッとスライドするだけでわさっと挽けるのでストレスゼロ。
変にひっかかって「ガガッ!うんしょ!」みたいな現象もおきません。
手動でも気楽に、ソフトな仕草で挽けます。
あと、忘れてはならないのが「逆さまに置くタイプではない」ので、挽いた粒で机なんかを汚す心配がないということ。
これ、すごく大切です。
使うたびにぽろぽろ粒が散らばると地味にストレスだなと感じるのは私だけじゃないはず。
挽き具合の調整
ボトル上部を時計回りにしたり、反時計回りにして挽き具合は調整。
ひとつ難点をあげるとすれば、今どれくらいの挽き具合にしているかというのがぱっとみ分からず、とりあえず挽いてみて確認になってしまうところ。
最小だとこれくらい。比較対象がないのでわかりにくいかもしれないけれど、相当細かい。
粒子もまずまず揃っているように思う。
粗挽きだとこんな感じ。
一般的な粗挽き!というものに相当近いんじゃなかろうか。
私は普段、このくらいにして使用することが多いと思う。
「今どれくらいの挽き具合なのか」は冒頭で言った通りわかりにくいけれど、調整自体は「かちっかち」と感触があるので簡単。
頻繁に調整することはないと思うので、何段階も求めてないですし機能面でも十分に感じる。
概ね満足のいく買い物だった。
ちなみに、お試しで買った胡椒、相当美味しかったので最後に改めて紹介。
ぱらりとかけると非常に芳醇な香りが漂って、料理がぐっとひきしまりました。