ノルディックウエア
１９４６年創立の高級キッチン器具が主な会社。
気品ある美しいデザインの型が豊富で、商品を眺めるだけでも豊かな気持ちになれるほどにデザインが抜群。
少し前にInstagramで猛烈に流行っていたリンゴの可愛らしい型もノルディックウエアの商品です。
ノンスティック加工をウリにしていて、型離れの良さも特徴のひとつです。
この後でも触れるけれど、かなりしっかりした作りで確かに型離れ抜群。
ノルディックウエアの商品を買う際、ひとつ大きな注意点があるとすれば、型の大きさ。
アメリカの会社の商品なのでアメリカンサイズのものも多いのです。上画像のいたって普通のサイズに見えるリンゴの型ですら「ぎりぎりのサイズ感でした」という口コミを見かけたことがあるので、購入の際は絶対にサイズを確認しましょう。
バントケーキ型
バントケーキとは、アメリカではよく見られる真ん中に穴があいているのが特徴のケーキのようです。
あまり国内で型そのものを目にする機会がないので、海外から取り寄せました。おおよそ２週間ほどで到着。
まず届いて思うのが、大きさのわりに重いこと。
事前に調べて買った今回の型は、６０周年記念の小さな型のものということでさほど心配していなかったが、一般的なシフォンケーキ１７センチ型より少し大きいかなという程度。
その大きさで５００ｇほど。
しっかりとした作りを感じられる程よい重みがある。
ノルディックウエア社のロゴもしっかりと入っていて非常にかっこいい。
一口にケーキの型と言っても種類が豊富なのでかなり迷ったんですが、飽きがきそうにないことと、何よりサイズ感が良いということで選んだこの型。
真ん中に穴があるので、バターケーキ系のみでなく、クグロフ系も焼けないかなというあわよくばの気持ちもあります。
クグロフに関してはもう少ししたらシーズンに入るので、近々試します。
ちなみに最後まで候補に残ったのはこちら。これもすごくかっこいいです。
ちょっとシャープな印象のこちらの型は、私の購入したものよりおおよそ1.5倍の容量。
さて、容量について触れたのでここでついでに書いておくと、私の購入した型≪６カップ≫で一般的なパウンドケーキなんかの2倍量ほどで生地を作ると良い感じに思う。
パウンドケーキもレシピによって量感が変わるけれど、多い場合は下の写真のように小さな型に入れて別で焼くという手が使えるので2倍量で作るの推奨。
上の写真はちょっと生地を入れすぎだと思うので、型の7割くらいがベストな気がする。
いずれにせよ、多すぎる分にはあとから調整がきくので多めに作るほうが勝手がよいと思います。
型離れについて
この型を使用する際は、生地を入れる前にオイルを塗って、上から小麦粉をまぶすというのが推奨されている。
オイルはバターでも良いが、私は楽なので離型剤使用。
焼きあがったあと型をよっこいしょとひっくりかえしたらそれだけでするんっと抜け出してくれました。
ストレスゼロ。
参考までに型抜き後の画像も置いておきます。
こびりつきなどなかった！というのが分かりやすいかと思います。
厚みのあるしっかりとした型なので、焼き色はややしっかりめ。
１７０度で４３分ほど焼きましたが、中までばっちり火が通っています。
温度と焼き時間は一般的なパウンドケーキのレシピを参考にして問題なさそうです。
(もちろん楊枝をさしたりしてチェックはする必要がありますし多少の調整は必要)
焼き上がりのフォルムの美しさ
型抜きするとほれぼれするほど美しい姿です。実物を目にすると想像以上の美しさ。
本当はアイシングなんかするともっと華やかで美しいのだけれど、普段の倍量の砂糖を見た後で怖気ついてしまったので粉糖をわさっとかけた写真で失礼します。
でも十分美しさは伝わると思う。
一切れがこれまた大きいので、私は２回に分けて食べたりするような量感。食べ応えたっぷりです。
１回焼くとかなり消費に期間がかかるので、楽ができるのもお勧めポイント。
私は焼いた翌日にラップで巻いてすぐ冷凍庫に入れます。
食べたい時に取り出してゆっくり待つもよし、軽く温めてあげるもよし。
多少は風味が落ちるかもしれませんが、できてすぐに冷凍すると個人的にはさほど気にならないです。
お値段がはるので、そのフォルムの美しさに憧れつつもなかなか購入できなかったノルディックウエアの型。
まだ２回しか使用してませんが、扱いやすい(型離れが良いのって大事)のですっかりお気に入りです。
クリスマスシーズンも近づいてきて、この手の華やかな型でケーキを作ると一層気分が上がること間違いなし。
今年はこの型でクリスマスを楽しむ予定。
また日を改めてクグロフやパンの型としても使用してみたいと思うので、今年中くらいを目途に追記したいと思います。
