日常的にパン作りを取り入れる私なりのやり方

  • 2022年2月24日
  • 2023年10月27日
  • パン
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ホームベーカリーを購入

もともとパンが非常に好きで、日常的にパンをよく食べていました。

パンが好き、実家にいた頃に母が作ってくれた手作り焼き立てパンのおいしさを知っている

ということで、パン作りにも関心がありました。
ですが、たまに思い立って作ってみて美味しくできたとしても、労力がかかりすぎてとても日常的に作れないという悩みが。

続くかどうかということに不安な気持ちは大きかったですが、思い切ってホームベーカリーを購入しました。
購入したのはちょうど今から1年ほど前。

ですが、このホームベーカリーの購入は人生レベルで「買って良かったものランキングトップ3入り」間違いなかった。

理想を高くしすぎると続かず、ホームベーカリーが埃をかぶる未来が見えました。
なので、ゆるっとした目標としては

「週に一度全自動お任せモードでホームベーカリーを稼働させられたら上出来」

くらいの気持ちのゆとりを大切にしました。

また、全自動モードだと材料をきちんと計りさえすれば美味しい食パンが焼けるので、家族に頼むことも可能です。
上の写真の食パンは実際、夫が焼いてくれたもの。

この手軽さ、気楽さも続けるにおいて大きなポイント。

パンが食べたいけどなんとなく計量すら面倒だなという気持ちの時、容赦なく夫に頼みました。
簡単に美味しいパンが作れますし、タイマー機能なんかもあるので家族も快く受け入れてくれる体制が整いました。
ありがたいことです。

私が買ったホームベーカリーはこちら↓

 

 


パン作りのハードルってそもそも何なのか

あくまで私の場合ですが、次の3点でした。

捏ねが労力として大変すぎる
待ち時間が長い(出来上がるまでに大変な時間がかかる)
難しそうという先入観

このうち、捏ねが大変というのは「ホームベーカリーにやってもらう」という方法で解決させました。


続いて、出来上がるのに時間がかかる問題について。

パンは一次発酵で特に時間がかかります
食べたいなと思う時間から逆算して最低4時間近くみないといけないんじゃないでしょうか。

天然酵母で作りたいなんてことになれば一次発酵で半日近く….なんてことも季節によっては起こりえます。

この一次発酵待ち時間問題は「オーバーナイト法」を使う事で私は解決させました。

簡単に説明すると、冷蔵庫などに計量して捏ねあげた生地を寝かせてゆっくりと発酵させるという方法。

半日くらい時間をかけるのが前提なので、寝るちょっと前に生地を作っておいて冷蔵庫で放置。
睡眠時間を利用して一次発酵待ち時間を体感0にできる素晴らしい方法だと私は思っています。

あくまで個人的なやり方ですが、冬場なんかは室温で発酵させたりもします。
発酵時間がどうしても長くなってしまう天然酵母を使用したレシピでも、この方法なら体感的に待ち時間がぐっと減ります

なので、私としては随分ハードルが下がりました。

基本的なパン作りの流れとして、一次発酵の後は

(ガス抜きして15分ほどベンチタイム)
成形
二次発酵(1時間ほど。天然酵母の場合はもっと時間がかかります)
焼き(10-15分程度)

とだいぶ待ち時間が少ないので、待ち時間に関しては1次発酵をいかにストレスなく終えるかにかかっているかなと思います。

せっかちな私が気持ちにゆとりをもって作れるようになったおすすめの方法です。


最後、難しそうという先入観なんですが「計量を正確に行う」「一次発酵の時間をけちらない」

を守れば食べられないほど失敗….というのは思いのほかないんだなというのが個人的な印象です。
かれこれ1年近く、週に2,3度のペースで休みなくパンを作りましたが

思いっきり失敗した!!!!

は3回くらいかなと。上の写真のように、

「綺麗な角食パンが焼きたかったのに失敗した」

とかは特に序盤ありました。でも味はすごく美味しいのです。特に焼き立てのふわふわ感と香りはそれだけで幸せいっぱいになる破壊力。
美味しいものが作れたんであればそれはもう成功に入れちゃってよいという気持ちでゆるっとやっていく。

2次発酵が足りなかったんだなとか反省もしつつ、何度もやっていれば、形も美しいパンがそのうち焼けます。
なので難しいという先入観は捨てましょう。

プロではないので「それなりに美味しいものが作れた」を1個の合格ラインとして定めると随分気楽ですし、合格が多くなると自信もつきます。

難しそうだなというみためのパンが思いのほかうまく作れたりすると本当に楽しいです。
なので、数をこなして慣れるのが一番近道だなと思います。


日常的に作るものはとにかくオーソドックスなパン

慣れてくると成形も短時間になってきますし、労力もあまり感じなくなります。

が、日常的にパンを焼きたいし食べたいという場合はとにかくオーソドックスなパンを作るのがおすすめ。
実際、私は1か月のうち8割ほどが「食パン」

これは手持ちの道具なんかにも関わるので誰しもができる方法ではないかもしれませんが、型を気分で変えることで飽きも防いでいます
食パンの味自体にはさほど飽きないタイプですが、いつも同じ形の型だと私は飽きやすいのでパンの形を変えたり。

写真のように、ベースがオーソドックスだとアレンジも簡単なので好きなドライフルーツを入れてアレンジしたり。

同じ型を使用しても、天板をつけて角食にしたり、わざと天板なしで山食パンにしたり。

普通に焼いた食パンをホットサンドにしたり。

 


食パンや丸パンなど、比較的楽に作れるものを普段作るパンのベースとして定めておく。
すごく作りたいものがあるとき、とても余力があるときにちょっと難しい(めんどくさい)パンに挑戦してみる。

とにかく無理しないということを大事にするのを心掛けて数か月も経てば、パン作りが日常になる気がします。

日常的に作るパンでおすすめのもの

 

食パン。

成形もほぼないといってよいほど手軽で、シンプル。
計量もシンプルな方だと思うのでとにかく労力が少ない。アレンジも自在だし便利。

慣れるまではちょっと大変だと思います、ベーグル。
成形が普通にあるし、茹でる工程まであって手間はかかります。

なぜ日常的に作るものにこのパンを入れたかというと、ある程度まとめて作っておくと便利なパンだから。

ちょっと気合の入った週末なんかに通常レシピの倍量(12個分くらい)で一気に生地を作って、まとめて作業という感じで日常に取り入れています。
冷凍庫にベーグルあると重宝します。

ベーシックな丸パン。

リッチパン生地と呼ばれることの多い、バターやミルクの入った王道の生地があります。
それを丸めて、焼く前に切り込みを入れるのみのシンプルなパン。

甘みもあってふわふわした食感で美味しく、成形も大変シンプルなのでよく作っています。

日常的なパン作りでヘビロテしている型

一応補足しておきますが、バナナブレッドの写真です(一見、バナナパウンドに見えますよね)。

 

ストウブテリーヌ型という商品で、テリーヌ用の型なのかなと思いますがパン、パウンドケーキを作るのによく使用しています。
重めの型ですが熱伝導がよく美味しく焼きあがります。

やや小ぶりの型なので、焼きあがった姿もちんまりしていて愛らしい。

松永製作所の型。パン用としては3種持っています。

 

とにかくしっかりとした型で、型離れ抜群。
蓋も驚きのレベルでスムーズにするっと動いて快適。

お値段ははりますが、綺麗なパンがこびりつきなんかとも無縁でさくっと作れるという魅力で相殺できるかなと。

イングリッシュマフィン用に買いましたが、この型も汎用性が非常に高い。

 

 

 

丸パン系を焼くとき、バンズをやくとき、イングリッシュマフィン、綺麗なラウンド型のあんぱんなどに使用。
1か月のうち手に取らないことがないです。

成形が多少雑でも、こういう型に入れて二次発酵しちゃえばけっこう綺麗に整うのでおすすめ。

 

パン作りでよく使う材料

一応よく取り寄せて日常的にキープしている材料を記しておきます。

 

春よ恋。
ずっとヘビロテしています。作りやすいなと感じます。2.5キロサイズを頻繁に取り寄せ。

 

天然酵母はホシノ天然酵母を使用。

 

塩は角があまりなく、マイルドに感じる気がしてこちらを使用。
お菓子用に買いましたがパンとも相性が良いように思います。

バターは最近グラスフェッドバターを使用。
特別こだわりはありませんが、まとめ買いとかだと少し割引になるものがあるので、そういうものを中心に買っています。

 

 

 

 

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